生物医学論文の Figure が難しいのは、図を1枚だけ作ればいいからではありません。1本の論文には、細胞図・シグナル伝達図・実験フロー図・処理群と対照群の比較図が同時に必要になることが多いからです。1枚ずつ見ればそれなりに見えても、並べると別々の人が作ったようにバラついてしまいます。
「大規模言語モデルに免疫メカニズム図や細胞パスウェイ図を描いてもらえるのか」と問われれば、答えは「描ける」です。ただし前提として、まず図のレイヤーを整理しておく必要があります。SciDraw AI のようなツールは、メカニズムの記述をすばやく初稿に変えるのが得意ですが、何が背景で、何がメカニズムで、何が実験的検証なのかを、あなたが指示してあげなければなりません。

まずは落とし穴を回避する:生物医学 Figure が散らかりやすいポイント
1. メカニズム図と結果図を混ぜてしまう
メカニズム図は「どうやって起きるか」に答え、結果図は「何が起きたか」に答えます。WB、qPCR、細胞内局在、そしてパスウェイ全体を1枚に詰め込むと、読者は要点をつかめません。
2. 同じ細胞が図ごとに違って見える
Figure 1 のマクロファージは青い平面的な細胞、Figure 3 では立体的な黄色い細胞、Figure 5 では顕微鏡写真のよう——これでは読者の認知負荷が上がってしまいます。




