学会ポスターに「標準サイズ」はありません。 ヨーロッパやアジアの学会の多くは A0縦(841 × 1189 mm、33.1 × 46.8インチ) を求め、北米の学会の多くは 48 × 36インチ(121.9 × 91.4 cm) 以上のポスターが貼れる横長のボードを使います。実際にサイズを決めるのは、学会が用意するポスターパネル(ボード)です。パネルに収まり、指定された向きであれば、どのサイズで印刷してもかまいません。
この記事では、定番サイズをcmとインチの両方で示し、パネル寸法の読み方を説明したうえで、主要な国際学会10件の2026年の公式ルールをまとめました。さらに国内の主な学会4件も加えています。いずれも2026年9月22日に各学会の公式サイトで確認したものです。記事中のサイズはすべて、同じサイズの無料・編集可能なPowerPointテンプレートにリンクしています。
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ポスターの定番サイズ
| サイズ | cm | インチ | 主に使われる場面 | テンプレート |
|---|---|---|---|---|
| A0 縦 | 84.1 × 118.9 | 33.1 × 46.8 | ヨーロッパ、日本、韓国、ブラジル、ロシアの学会で一般的 | A0 縦 |
| A0 横 | 118.9 × 84.1 | 46.8 × 33.1 | 高さに制限がある横長ボード(ICLRの高さ90 cm制限、A0縦だと6 mm足りないEGU) | A0 横 |
| A1 縦 | 59.4 × 84.1 | 23.4 × 33.1 | 上限が24 × 36インチのワークショップのポスター | A1 縦 |
| 36 × 48 インチ 縦 | 91.4 × 121.9 | 36 × 48 | 縦長ボードを使う米国の学会 | 36 × 48 インチ |
| 48 × 36 インチ 横 | 121.9 × 91.4 | 48 × 36 | 米国でもっとも一般的なサイズ。ほぼすべての横長ボードに収まる | 48 × 36 インチ |
| 72 × 48 インチ 横 | 182.9 × 121.9 | 72 × 48 | 6 × 4フィートのボード全面(SfN)、8 × 4フィートのボード。50%で作成し200%で印刷 | 72 × 48 インチ |
| 72 × 36 インチ 横 | 182.9 × 91.4 | 72 × 36 | 2:1のポスター(ICML、ATS)。CVPRの84 × 42インチに拡大可能。50%で作成し200%で印刷 | 72 × 36 インチ |
| 90 × 120 cm 縦 | 90 × 120 | 35.4 × 47.2 | 中国本土や台湾の学会で一般的なサイズ | 90 × 120 cm |
| 16:9 電子ポスター | 画面表示 | 画面表示 | オンラインポスターやポスター画像のアップロード(例:5120 × 2880 px) | 16:9 電子ポスター |
A0と36 × 48インチは近いものの、同じではありません。A0のほうが幅は約7 cm(3インチ)狭く、高さは約3 cm(1インチ)低くなります。A0で作ったポスターは36 × 48インチが貼れる場所ならどこにでも収まりますが、その逆は成り立ちません。
72インチのテンプレートが半分のサイズである理由: PowerPointでは、スライドの縦横どちらも142 cm(56インチ)を超えられません。それより大きいポスターは50%のサイズで作成し(72 × 48インチなら36 × 24インチのページ)、文字サイズは印刷後の仕上がりを基準に決めてから、200%で印刷します。PowerPointの図形・グラフ・文字はベクターなので、2倍に拡大してもくっきり印刷されます。写真は半分のサイズのページ上で300〜600 dpiにしておけば、印刷時にも150〜300 dpiを確保できます。
パネルのサイズはポスターのサイズではない
多くの学会が公表しているのは、指定のポスターサイズではなくパネル(掲示面)の寸法です。パネルの寸法は上限だと考えてください。次の3点を押さえておけば、ほとんどの場合は困りません。
- パネルの内側に余白を残す。 各辺に3〜5 cm(1〜2インチ)ほど、画鋲と演題番号のためのスペースを空けます。パネルとまったく同じ大きさのポスターではどちらも入らないので、数パーセント小さく印刷しましょう。
- 向きをそろえる。 幅が72インチを超える横長ボードにもA0縦は貼れますが、ぽつんと小さく見えます。幅90 cmの縦長パネルには、横向きのポスターはまず入りません。
- サイズを厳密に指定する学会は一部だけ。 CVPRはすべてのポスターを84 × 42インチで印刷し、中国の一部の学会は90 × 120 cmを求めます。上限ではなく指定サイズである場合は、案内にはっきりそう書かれています。
縦か横か
パネルに合わせるのが基本です。北米の学会や、大規模な情報系・化学系の学会では横長ボードが標準で、ヨーロッパと東アジアでは縦長パネルが標準です。どちらでもよい場合、複数の結果の図を横に並べて見せたいなら横、2〜3段組で上から下へ読ませたいなら縦が向いています。
完成したポスターを別のサイズに拡大・縮小すると、レイアウトはそのままで、文字サイズも同じ比率で変わります。縦横比が同じサイズどうしなら問題ありません(36 × 48インチと90 × 120 cmはどちらも3:4、72 × 36インチと84 × 42インチはどちらも2:1)。比率が違う場合は無理に引き伸ばさず、目的のサイズのテンプレートから作り直しましょう。
国際学会のポスター規定(2026年)
各項目には、ルールの出典となった回、確認した公式ページ、合うテンプレートのサイズを記しています。ルールは毎年変わるので、印刷の前に必ずご自身が参加する回のページを確認してください。
SfN Neuroscience 2026
- 会期: 2026年11月14日〜18日、米国ワシントンD.C.。
- ボード: 幅6フィート × 高さ4フィート(1.8 × 1.2 m)。ポスターサイズの指定はなく、ボードに収まればよいとされています。
- 運用ルール: ポスターは4時間のセッション中掲示され、発表者は割り当てられた1時間だけ在席します。開始15分前までに掲示し、画鋲は会場で用意されます。オンライン発表者はポスターのPDFをアップロードします。
- テンプレート: 72 × 48 インチ 横 はボードとまったく同じ大きさなので、約97%(70 × 46.5インチ、約178 × 118 cm)で印刷して画鋲の余白を確保します。48 × 36 インチ 横 なら余裕をもって収まります。
- 出典: SfN ポスター発表の案内、2026年9月22日確認。
NeurIPS
- 会期: NeurIPS 2026は2026年12月6日〜12日にシドニーで開催され、アトランタとパリにもサテライト会場が設けられます。2026年のポスター案内はまだ公開されていないため、以下はNeurIPS 2025のルールです。
- 本会議のボード(2025年): 幅96インチ × 高さ48インチ(8 × 4フィート、約244 × 122 cm)。収まるポスターならどれでも可。
- ワークショップのポスター(2025年): 幅24インチ × 高さ36インチ(約61 × 91 cm)、縦向き、壁にテープで貼る方式。
- アップロード: ポスター画像の提出は任意で、PNG、横向き、最大5120 × 2880 px・10 MB。
- テンプレート: 本会議は 72 × 48 インチ 横(ボードと同じ高さなので少し縮小して印刷)または 48 × 36 インチ 横、ワークショップは A1 縦、画像のアップロードには 16:9 電子ポスター。
- 出典: NeurIPS 2025 ポスター案内、2026年9月22日確認。新しい会場ではボードの寸法が変わる可能性があるため、2026年のページが更新されたら改めて確認してください。
ICML 2026
- 会期: 2026年7月6日〜11日、ソウル(ICML 2027は南米で開催予定、日程は未発表)。
- 本会議: 推奨サイズは48 × 36、60 × 36、72 × 36インチ(幅 × 高さ。約122 × 91、152 × 91、183 × 91 cm)の横向き。
- ワークショップのポスター: 24 × 36インチ(幅 × 高さ、約61 × 91 cm)以内、縦向き必須。
- アップロード: PNGの仕様はNeurIPSと同じ(5120 × 2880 px、10 MB)。
- テンプレート: 48 × 36 インチ 横 または 72 × 36 インチ 横、ワークショップは A1 縦。
- 出典: ICML 2026 ポスター案内、2026年9月22日確認。
ICLR 2026
- 会期: 2026年4月23日〜27日、リオデジャネイロ。ICLR 2027は2027年4月26日〜30日、米国カリフォルニア州で開催。
- 本会議: 横向きで、幅1.90 m × 高さ0.90 m以内。高さに注意してください。48 × 36インチのポスターは高さが91.4 cmあり、わずかに上限を超えます。
- ワークショップのポスター: 61 × 91 cm以内、縦向き必須。
- テンプレート: A0 横(118.9 × 84.1 cm)なら高さ制限に収まります。ワークショップは A1 縦。
- 出典: ICLR 2026 ポスター案内、2026年9月22日確認。
CVPR 2026
- 会期: 2026年6月3日〜7日、デンバー。CVPR 2027は2027年6月20日〜25日、シアトルで開催。
- サイズ: ポスターはすべて 84 × 42インチ(213 × 107 cm)、2:1の横向き で印刷されます。ワークショップのポスターは半分の42 × 21インチ(約107 × 53 cm)までで、本会議のポスターも半分のサイズを選べます。
- 印刷: PDF推奨。原寸で100 DPIまたはベクター、塗り足しなし。
- アップロード: ポスター画像(PNG、最大5120 × 2880 px・10 MB)と5分間の動画を任意で提出できます。
- テンプレート: 72 × 36 インチ 横 は同じ2:1です。ベクターPDFで書き出し、84 × 42インチ(ワークショップは42 × 21インチ)で印刷します。ベクターPDFなら拡大しても劣化しません。
- 出典: CVPR 2026 ポスター印刷の案内、2026年9月22日確認。
AGU Annual Meeting (AGU26)
- 会期: 2026年12月7日〜11日、サンフランシスコ。会場のポスターはオンラインでも公開でき、オンラインポスターにはiPosterを使います。
- サイズ: 未発表です。 確認した時点ではAGU26のポスターセッションのページが公開されておらず、AGUはプログラムを2026年10月上旬に公開するとしています。ボードの寸法が発表されたら、ここに追記します。
- テンプレート: それまでは、米国の横長ボードでもっとも無難な 48 × 36 インチ 横 をおすすめします。
- 出典: AGU26 の日程、2026年9月22日確認。
EGU General Assembly
- 会期: EGU26は2026年5月3日〜8日にウィーンで開催済み。EGU27は2027年4月4日〜9日、同じくウィーンで開催されます。以下はEGU26のルールです。
- ボード: 横向きで 幅1978 mm × 高さ1183 mm。ボード全面を使えます。
- 高さに注意: A0縦(高さ1189 mm)ではボードより6 mm高くなります。
- その他のルール: すべてのポスターに、撮影可否を示すEGU公式の画像のいずれかを入れる必要があります。画鋲は会場で用意され、口頭説明用のファイルはセッションの24時間前までにアップロードします。
- テンプレート: A0 横 または 48 × 36 インチ 横。
- 出典: EGU26 ポスター発表者ガイドライン、2026年9月22日確認。
AACR Annual Meeting
- 会期: AACR 2026は2026年4月17日〜22日にサンディエゴで開催済み。AACR 2027は2027年4月2日〜7日にオーランドで開催され、発表者向けのルールはまだ出ていません。
- 電子ポスター(2026年はポスター発表者全員に提出義務): 幅約24〜36インチ(約61〜91 cm)・50 MB以内のPDF、または16:9のMP4スライド動画(タイトルスライドと最大5枚)。
- 印刷ポスター: AACRは現行のボード寸法を公表していません。AACR 2027では、すべてのポスターを会場で発表する必要があります。
- テンプレート: スライド動画には 16:9 電子ポスター、PDFの電子ポスターには 48 × 36 インチ 横 を幅36インチでPDFに書き出して使います。
- 出典: AACR 電子ポスター作成の手引き(2026年)、2026年9月22日確認。
ACS Spring and Fall
- 会期: ACS Spring 2027は2027年3月21日〜25日、ニューオーリンズ。ACS Fall 2027は2027年8月22日〜26日、サンディエゴ。以下はACSの2026年春季・秋季大会のルールです。
- ボード: すべての資料を 高さ4フィート × 幅8フィート(約1.22 × 2.44 m)のボードに収めること。ポスターサイズの指定はありません。
- 運用ルール: 画鋲は用意されます。掲示はセッション開始の1時間前から可能で、セッション中はずっとポスターの前にいる必要があります。2026年春季大会では、一部の発表者のみiPoster(デジタルのインタラクティブポスター)形式も選べました。
- テンプレート: 72 × 48 インチ 横(ボードと同じ高さなので少し縮小して印刷)または 48 × 36 インチ 横。
- 出典: ACS Fall 2026 発表者ページ と ACS Spring ポスター発表者FAQ、2026年9月22日確認。
ASCO Annual Meeting
- 会期: ASCO 2026は2026年5月29日〜6月2日にシカゴで開催済み。ASCO 2027は2027年6月4日〜8日、同じくシカゴで開催され、新しいルールは11月上旬に公開予定です。
- 通常のポスター: 横向き必須、幅77インチ × 高さ48インチ以内(約196 × 122 cm、ボードの寸法)。
- Trials in Progressのポスター: 半分のサイズで 幅36インチ × 高さ42インチ(約91 × 107 cm)、縦向き、1枚のボードに2枚掲示。
- 電子ポスター: 発表者全員が電子版(PDF、PPTX、PPT、JPEG、PNG)もアップロードします。2026年の締め切りは5月18日でした。
- その他のルール: 演題番号と連絡先メールアドレスを1つ記載すること。企業ロゴやブランド名は使用不可。
- テンプレート: 通常のポスターは 72 × 48 インチ 横 を高さ48インチより少し小さく印刷します。Trials in Progressは 36 × 48 インチ 縦 から作り、31.5 × 42インチ(80 × 106.7 cm)に縮小して印刷すれば高さ42インチに収まります。
- 出典: ASCO ポスター発表者ガイドライン、2026年9月22日確認。
ATS International Conference
- 会期: ATS 2026は2026年5月15日〜20日にオーランドで開催済み。ATS 2027は2027年5月14日〜19日、ニューオーリンズで開催されます。
- ボード: 高さ4フィート × 幅6.48フィート(1.22 × 1.975 m)。
- ポスター: 横向き必須。推奨サイズは48 × 36、60 × 36、72 × 36インチ(幅 × 高さ)。
- その他のルール: QRコードのリンク先はポスターのPDFに限ります。企業ロゴやブランド名は使用不可。
- テンプレート: 48 × 36 インチ 横 または 72 × 36 インチ 横。
- 出典: ATS 2026 ポスターガイドライン(PDF)、2026年9月22日確認。
国内の主な学会のポスター規定
国内の学会は、ポスターのサイズではなくパネルの掲示可能スペースを示すことがほとんどで、パネルは縦に長く、幅は90〜150 cmと会によって大きく違います。まずパネルの「幅」を見て、ポスターがその幅に収まるかを確認しましょう。以下の4件はいずれも2026年9月22日に公式サイトで確認しました。一部はまだ次回の案内が出ていないため、直近の回のルールを載せています。
第49回日本神経科学大会(NEURO2026)
- 会期: 2026年7月30日〜8月1日、神戸国際展示場1号館・2号館(ポスター発表は3日間とも)。
- サイズ: ポスターパネルの使用可能部分は 縦210 cm × 横150 cm(予定)、ポスターサイズは A0を推奨。
- 実際のところ: パネルは上限で、A0は推奨であって必須ではありません。パネルの寸法は「予定」とされています。左上の20 × 25 cmは事務局が演題番号を貼るため空けておきます。タイトル・所属・著者は上部に英語と日本語の両方で、図や本文などの内容はすべて英語で書きます。画鋲は各パネルに用意され、のりやセロハンテープは使えません。掲示は8:00〜10:00、討論は12:50〜14:50、撤去は17:00〜17:15です。
- テンプレート: A0 縦。
- 出典: NEURO2026 発表者へのご案内 と 演題募集ページ、2026年9月22日確認。
第48回日本分子生物学会年会(MBSJ2025)
- 会期: 2025年12月3日〜5日、パシフィコ横浜 展示ホール。次回は第49回日本分子生物学会年会と第99回日本生化学会大会の合同大会(BMB2026、2026年12月1日〜4日、パシフィコ横浜)ですが、発表者向けの案内は2026年9月22日時点で「準備中」のため、MBSJ2025のルールを載せています。
- サイズ: パネルの掲示に使えるスペースは W120 cm × H150 cm。ポスターの向きやサイズの指定はありません。
- 実際のところ: 掲示スペースは上限で、やや縦長です。演題名・著者名は約5 m離れて、本文は約2 m離れて読めるようにとされています。画鋲と発表者用リボンはパネルに用意されます。48 × 36インチの横(幅121.9 cm)は幅120 cmに収まらないので注意してください。パネル全面を使う120 × 150 cmのテンプレートはありません。
- テンプレート: A0 縦。36 × 48 インチ 縦 や A0 横 も収まります。
- 出典: MBSJ2025 座長・発表者へのご案内 と BMB2026 座長・発表者へのご案内(準備中)、2026年9月22日確認。
第98回日本生化学会大会(JBS2025)
- 会期: 2025年11月3日〜5日、国立京都国際会館 ニューホール・イベントホール。次回は上記の合同大会BMB2026で、ポスターのルールはまだ公開されていません。
- サイズ: ポスターパネルの掲示スペースは W900 mm × H1500 mm。サイズの指定はありません。
- 実際のところ: 幅が90 cmしかない細長いパネルです。36 × 48インチの縦(幅914 mm)は14 mmはみ出し、横向きのテンプレートはどれも入りません。タイトル・著者・所属は上部に、3〜5 m離れて読める大きさで入れます。画鋲は用意され、各ポスターの掲示は1日のみです。パネル全面の90 × 150 cmのテンプレートはありません。
- テンプレート: A0 縦。
- 出典: JBS2025 座長・発表者へのご案内、2026年9月22日確認。
日本化学会 第106春季年会(2026)
- 会期: 2026年3月17日〜20日、日本大学理工学部 船橋キャンパス。第107春季年会(2027年3月23日〜26日、東京理科大学 野田キャンパス)の発表募集はまだ公開されていません。
- サイズ: ポスターボードは 縦210 cm × 横90 cm(予定)。ポスターサイズの指定はありません。
- 実際のところ: ボードは上限で、寸法は「予定」とされています。幅90 cmの縦長ボードなので、A0縦なら上下に大きく余白が残ります。ボード全体を使う縦長の大判ポスター(たとえば90 × 180 cm)も掲示できますが、そのサイズのテンプレートはありません。画鋲は用意されます。ポスターセッションは90分で、演題番号によって前半または後半の45分に在席します。スライドやポスターは英語での作成が強く推奨されています。
- テンプレート: A0 縦。
- 出典: 日本化学会 第106春季年会 講演募集(化学と工業, PDF)、2026年9月22日確認。
印刷とファイルのチェック
- 解像度: 写真や顕微鏡像は、仕上がりサイズで150〜300 dpiになるように配置します。グラフ、図、文字はベクターのままにしておきましょう。PowerPointのネイティブグラフと図形は、もともとベクターです。
- 書き出し: PowerPointから直接印刷せず、テンプレートと同じページサイズでPDFを書き出します。書き出したら一度100%表示で開き、フォントと画像を確認しましょう。
- 文字サイズ: A0や48 × 36インチのポスターなら、本文は24〜32 pt程度で1〜2 m離れても読めます。ポスターを拡大・縮小すると、文字サイズも一緒に変わります。
- 入稿のタイミング: 出発の3〜5営業日前までには印刷を発注し、飛行機で移動するなら布ポスターを選ぶと安心です。
よくある質問
学会ポスターの標準サイズは?
世界共通の標準はありません。ヨーロッパとアジアではA0縦(841 × 1189 mm、33.1 × 46.8インチ)、北米では48 × 36インチの横がもっとも一般的です。決め手になるのは学会のパネル(ボード)の寸法なので、サイズを選ぶ前に参加する学会の案内を確認してください。
A0は36 × 48インチより大きいですか?
いいえ。A0は33.1 × 46.8インチで、36 × 48インチより幅が約3インチ(7 cm)狭く、高さが約1インチ(3 cm)低くなります。A0で作ったポスターは36 × 48インチが貼れる場所ならどこにでも収まりますが、その逆は成り立ちません。
作成後にポスターのサイズを変えられますか?
縦横比が同じなら変えられます。36 × 48インチと90 × 120 cmはどちらも3:4で、72 × 36インチは84 × 42インチに拡大できます。文字も含めてすべてが同じ比率で拡大・縮小されます。比率が異なる場合は、段組みや文字サイズがそのサイズ向けに設定された、目的のサイズのテンプレートから始めましょう。
電子ポスターのサイズは?
学会ごとの仕様に従います。NeurIPS、ICML、ICLR、CVPRでは、横向きのPNGで最大5120 × 2880 px(16:9)・10 MBです。スライド形式の電子ポスターなら16:9のページを使います。AACRでは幅約24〜36インチのPDFも受け付けています。
ちょうどよいサイズのポスターテンプレートはどこで入手できますか?
SciDrawの研究ポスターテンプレートは、この記事で紹介したすべてのサイズを揃えた無料のPowerPointファイルです。3種類のレイアウトと最大4種類の配色があり、登録なしでダウンロードできます。ご自身の抄録や論文PDFからポスターをレイアウトしたい場合は、無料AI学術ポスター作成ツールをお使いください。レイアウトや文字組みのコツは研究ポスターデザインガイドで解説しています。



