
要約 慢性腎臓病(CKD)は、心血管死亡と強く関連する重大な世界的健康問題である。体格指数(BMI)やウエスト周囲径(WC)などの従来の肥満指標は、CKDにおける脂肪組織のリスクを完全には評価できない。体重補正ウエスト指数(WWI)は比較的新しい人体計測指標であるが、CKDにおけるその予後価値は完全には解明されていない。本研究では、慢性腎臓病(CKD)患者における体重補正ウエスト指数(WWI)と、CVD特異的および全死因死亡を含む死亡転帰との関連性を調査する。この後ろ向きコホート研究では、国民健康栄養調査(NHANES 2005–2018)および国民死亡インデックス(NDI)のデータを利用した。追跡期間の中央値79ヶ月において、5,381人の参加者の中で、WWIの四分位数が高いほど、CVD(最高四分位数対最低四分位数OR:1.81、95%CI:1.39–2.34)および死亡(CVD HR:1.73、95%CI:1.15–2.60、全死因HR:1.45、95%CI:1.22–)のリスクが段階的に上昇することと関連していた。

β-Gal酵素活性化に基づく老化検出蛍光プローブの原理を示す模式図。蛍光消光から活性化までの過程を示す。...