研究用の図は、見た目だけで評価されるものではありません。読者がどこから読み始め、何を比較し、どの関係を理解すべきかが明確である必要があります。このガイドでは、AI 生成を「完成画像を一発で出す作業」ではなく、研究内容を整理して編集可能な図にする工程として扱います。
このガイドで扱うこと
- 図を作る前に、読者・構成・ラベル・出力形式を決める方法。
- 生成例を見ながら、主情報と補助情報を分ける方法。
- 英語プロンプトで安定した図中ラベルとレイアウトを得る方法。
プロンプトから生成した図の例

この図が有効な理由
- 主題と補助情報が分かれているため、読者が最初に見るべき部分を迷いません。
- ラベルは短く、後からスライドや投稿用図版に合わせて編集しやすい構成です。
- 生成例は完成品ではなく、共同著者や専門家レビューに回せる実用的な下書きです。
プロンプトの分解
- 読者: 誰が読む図かを先に指定します。
- 構成: パネル、ステップ、ブロック、比較軸を先に書きます。
- 関係: 矢印、流れ、活性化、抑制、前後比較を明記します。
- 編集性: 短いラベル、十分な余白、後で直せる配置を指定します。
そのまま使えるプロンプトテンプレート
テンプレート 1
Convert this rough lab sketch into a clean scientific drawing. Preserve the sequence: [step 1], [step 2], [step 3]. Use simple icons, clear arrows, short labels, and a white background. Keep the layout editable and avoid decorative elements.
テンプレート 2
Create a scientific drawing from these methods notes: [paste protocol]. Group steps into [sample preparation], [treatment], [measurement], and [analysis]. Use a horizontal workflow layout with numbered steps.
テンプレート 3
Draw a conceptual scientific figure explaining [idea]. Show [main actor], [process], [output], and [feedback loop]. Use schematic style, not photorealism, with labels suitable for a research presentation.
Scidraw AI でのワークフロー
- 研究内容を一文で要約し、図の目的を固定します。
- Scidraw AI に構成、対象読者、ラベル、出力形式を含めて入力します。
- 複数案を生成し、最も説明が速いレイアウトを選びます。
- 専門用語、矢印、順序、数値を確認してから使用します。
使用前チェックリスト
- 図の主メッセージが一つに絞られている。
- ラベルは対象読者に必要なものだけになっている。
- 矢印や線の意味が一貫している。
- 医学・化学・生物学的な内容は専門家が確認している。
関連する Scidraw AI ワークフロー
Scientific Drawing · Scientific Figure Maker · AI Scientific Illustration · Vectorize Image
FAQ
生成画像をそのまま論文に使えますか?
下書きとしては使えますが、専門用語、矢印、順序、数値、分野固有の表記は必ず確認してください。
プロンプトは日本語で書くべきですか?
日本語でも使えますが、構造指定や図中ラベルは英語の方が安定する場合があります。



